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イギリス型<豊かさ>の真実



イギリスは高負担高福祉の国である。
北欧が高福祉で有名であるが、この本を読む限りイギリスもそれらの国に含まれるであろう。
クレメント・アーリーが1945年7月の総選挙で首相に就任した。
彼の重要な仕事のうちの一つが福祉政策であった。
彼自身はロンドンのスラム街を見て、社会主義的な考えを持つようになる。
その頃のイギリス社会はチャーチルの掲げていた「大英帝国の復権と再編」にうんざりしていたようだ。
この政策で誕生したのが医療の無料化とNHS(ナショナル ヘルスサービス)である。

この本はNHSにいろいろな観点から記述していて面白い。

また、イギリスの公立学校では教育費は無料らしい。
しかし、この政策は微妙であって、親は皆、私立学校に行かせたがる。
イギリスの階級社会が影響しているらしい。
無料よりもステータスを選ぶのだ。

イギリスから医療と教育について学ぶことも多いが問題点もあることがよくわかった。
各国、様々な最適な政策の戦略があるのだと思う。
わが国の政府にも、最適な政策を取っていってもらいたい。

あとがきに著者が述べていて印象的だった言葉
「人間はどのような社会で生きるべきか必死で考えるべきだ」
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