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ベトナム人と日本人



1995年当時、ハノイ大使館参事官の方が書かれた本である。

ベトナムの様々な都市で経験を元に日本人とベトナム人の考え方の違いや生活習慣の違いについて書かれている。実際に何年も生活をしておられる方の本なので、面白い。

前半は主に、普段の生活や伝統について触れている。日本とベトナムは共に中国からの影響を受けており、似ている部分も多くある。例えば、お歯黒とか刺青とか。 しかし、これらの文化は若者から廃れていっているらしい。どこの国も少なからず文化が世界基準によって、良く言えば洗練されるし、悪く言えば破壊されているのだろう。このように最近見かけなくなった文化として、キンマというものがある。赤い実を葉っぱでくるんだものを噛んで、赤いツバをはく。そういえば、これはインドで見たことがある。赤いツバを吐くので、最初は「血を吐いてる。」と心配した。が、キンマだったらしい。道中がツバで赤くなっているのを見るとなんともこの文化に賛同できるとは言えない。。。
 ベトナムでもゲンを担ぐことが多々あるらしい。その中でも、一番気になったのは「家を建てる時、玄関が他の家の玄関と向き合うことを避ける→災いが生じる」というものだ。それなら道に家の玄関が面していないのであろうか?道都市計画を勉強している私としては気になって仕方がない。

後半は歴史について書かれている。こちらも中国からの侵略に耐えるというところは似ている。元寇が二回、日本を侵略しようとしたが、二回とも天候に助けられたことは中学の歴史で習った。なぜ、元が三回目を行わなかったかというと、ベトナム(陳朝)への侵略にてこずっていたからだ。ベトナムのおかげで日本は侵略をされずに済んだ。このことを言うと誇り高きベトナム人は喜ぶらしい。

近年、ドイモイ政策により活気を取り戻してきたベトナム。科挙などの優秀な人材を輩出するシステムは昔からある。優秀な人材が次々と産業を生み出せる環境にある。しかし、その中で経済格差、地方格差が表れている。汚職も多く、問題は山積みらしい。しかし、社会主義と資本主義の融合した国が今後どう発展していくかは楽しみである。
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