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田宮模型の仕事


田宮 俊作 (著)

就職活動中の面接で、
「今、地方の衰退が進み、人もお金も集まらない、八方塞がりの状態です。どうしたらいいでしょう?」
と質問されました。

うーん、と頭の中で考えて、
「地場産業を一生懸命育てるしかないと思います。」

と、答えになっているのだかよくわからない返答しかできなかった。
面接が八方塞がりな気分でした。


それから、地元静岡市の地場産業って何だ?と考えた時に、
プラモデルかなと思ってこの本を手に取ってみた。

昔のプラモデルは、木材であった。
“日本の模型メーカーは静岡に集中している。これは木製模型のころに確率された。もともと木曾材の集積地であったため、木工業が発達しており、家具、ピアノ、下駄などが盛んに作られていた”
なるほど、静岡に田宮の本社やバンダイの工場があるのはこういうことだったらしい。

キットの中には素材である木材が入っており、それを削っていき部品にしていく。
それは、正直、めんどくさいし、形もいびつ。素人には手が出しにくい。
そんな中、アメリカ発プラスチック模型が日本にやってきた。
経営はみるみると悪化し、木製を捨てて、プラスチック製に移行していく。

田宮氏の徹底的な調査、チャレンジ精神により、タミヤは世界的に有名になっていくが、
その根源にあるのは、彼が世界中で誰よりも模型を愛していたということだ。
より完璧なものを目指して、新しいイノベーションを一つの箱の中に詰めていく彼の仕事っぷりには感動した。
また、子供たちに工作の楽しさを伝えるためにミニ四駆の開発を行ったり、その全国大会を開いたり。“テレビゲームよりも、実際に目の前で起こる肉体感覚を大切にしてもらいたい”という言葉にはまったくその通りだと思ったものの、私はミニ四駆を幼い頃あまり作っていない。作っていれば、もう少し器用になれたのかも。


「自分が徹底的に愛せるものは、何だろうか?」と考えながらこの本を読み終えました。
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