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地域再生の経済学



正直,この本は読みにくい.
マズローの自己実現理論,ワグナーの財政学に触れ,
地域の在り方を説明しているが理論から結論を持っていくのに飛躍を感じてしまう.
それは私に知識が足りないからだろうが,逆に言えば素人向けではない.

一つの疑問を抱いた.
「情報を動かせば,ヒトの移動も抑制される.(中略)ヒトが移動しなくなると,人間と人間との継続的触れ合いは増加する.人間の流動性が低下し,地域社会での人間の絆が復活する」
と最終章で述べているが,私の考えは全く逆である.
人間の流動性が低下し,地域社会での人間の絆はますます希薄になるのではないだろうか?
家から出なくてもすべてが済んでしまうからである.
今,NTT西日本がイチローを起用しテレワークのCMをしているが,家から出ることもなく仕事ができ,更にそれがECOだとまで謳っている.
これで,どうやってコミュニケーションが生まれようか?
コミュニケーションなくして地域の絆が芽生えるだろうか?

一方で,こうなって欲しいと思う自分の理想像がスウェーデンのストックホルムから100キロほど離れた小さな町を例に書かれていた.
その町民は田舎だから物価が高いと不平を言う癖に,絶対ストックホルムに買い物に行かない,なぜならそんなことをしてしまうと,地元の商店が潰れてしまうからだ.
さあ,これが日本でできるかと言ったらまず不可能だろう!
一円でも安いスーパーに行くように主婦はできているし,
夜遅くまで仕事をしているサラリーマンは24時間営業のコンビニで買い物をするしかない.
如何に地元に金を落とせるか,そんなことを考えている人は多くはないだろう.


最後に,この本の最終章は是非読んでみてもらいたい.
日本やヨーロッパにおける地域再生の例が多く書いてあるし,
どれも有名だと思います.
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