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東京から考える




この本は東京の様々な地区におけるイメージについて,
社会学者である北田暁大と哲学者である東浩紀が対談したものである.

私は東京に住んだことがないので,
読みながら実感することはなかったけれども,
東京が抱える問題や発展の経緯を知ることができた.
東京に住んでいる人が読めばなお面白いと思う.

都市がテーマパーク化してしまい,且つ,そこにテーマが見当たらないことを二人ともおそれている.
テーマパーク化にはシミュラークル的テーマパークと人間工学的テーマパークがあるという.

シミュラークル的テーマパークとは,よく不動産会社が開発した地区につけそうな「~丘」とか「~台」というもののイメージである.
セキュリティーやバリアフリーがばっちりであるが,果たして今までその土地が持っていた過去の歴史,住民の思い出をそこからどれだけ感じることができるか?
外観の綺麗さを追い求めるあまりにその街の面白さがない.
五十嵐太郎さんが「10+1」の中で,ピョンヤンこそが美観論者の理想郷であると述べているらしいが,正にそういった感じの街.

人間工学的テーマパークとは本文では「ジャスコ的」としている.
どこの街にも同じジャスコがあるように,同じモノを創るが為に街の個性が失われていく.
アキバは電気街としての個性を持っているが,そこにヨドバシカメラができることによってその電気街が消滅してしまわないか?
このように駅のすぐそばに大型量販店ができることを都心内郊外化といっている.

都心内郊外化によって,街の個性が全く見えなくなるのではないだろうか?
どうやって街の歴史を認識させる仕掛けを残すか,
世界中おんなじことで悩んでる都市は多くあるのだと思う.
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